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2006年11月17日,ジャーナリスト烏賀陽(うがや)弘道氏が,音楽ヒットチャートで知られるオリコンから訴えられた。訴状には,「事実誤認に基づく名誉毀損行為に損害賠償5000万と謝罪を求める」とあった。烏賀陽氏は訴えられた後,出版ネッツに加盟した。
訴訟対象は,雑誌サイゾーの電話取材に烏賀陽氏が答えた20行程度のコメントに対するもの。
烏賀陽氏は,2007年2月8日,オリコンを「訴訟権の濫用と名誉毀損」で反訴した。
以前,金融会社の武富士が,あるジャーナリストを訴えたことがあった。武富士の問題点を突いた著作活動に対する「恫喝訴訟」の要素を含んでいた。それと非常に似ている。
また,テレビ朝日の番組で発した,朝日新聞の記者のコメントに対し,当時の安倍首相の秘書が朝日新聞を訴えた事実とも共通性が見受けられる。
訴えられた側は,それを事実ではないと反論するために,本来の仕事を横において裁判準備をしなくてはならず,訴えられるだけで仕事が出来なくなる。フリーの人たちは自らの仕事が出来なくなる。そのことだけでも訴えた側にとっては息の根を止めるにはもってこいである。
今回の烏賀陽さんの事例は,
オリコンに批判的な言論への批判封じ「恫喝訴訟」。
烏賀陽さんを取材した雑誌サイゾーではなく,コメントした烏賀陽さんを訴えている。
オリコンは,サイゾー編集部に,記事の削除,修正を求めることもせずいきなりコメントした烏賀陽氏を訴えている不思議。
烏賀陽氏はコメントの著者ではない。
こうした「恫喝訴訟」をSLAPPという。Strategic Lawsuit Against Public Participationの略。
烏賀陽弘道氏は京都出身,京都でなんらかの支援が出来ないか。
京都MICに呼びかけ,MICでは,今年のMIC7オーラムのテーマにしようとMICでも興味をもって検討されている。
4/22地裁判決。
[ 2008.3.8.]
(京都地協議長 三木 清樹)
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