トップ>Every-One @ Working Network>出版労連第108回定期大会,京都からの代議員3名の発言要旨
出版労連第108回定期大会(2007.7.13〜14.),京都からの代議員3名の発言要旨(1) 議案書の「継続雇用制度」の具体化の団交を昨年から取り組んでいる。7月中に労使協定化をする段階での労使のズレの問題を取り上げたい。先ず,働き方(労働時間)では「現行の仕事の継続・フルタイム労働(組合の原則)」を踏まえて,もし会社と本人の協議で合意にならなかった場合の労使協議を,協定で文書化したい」(組合)に対して,経営は,難色を示している。何らかの,セーフティネットとして労使協議が必要だと思うが,何らかの方法を,この大会を通じてヒントを得たい。
(2) 次は,継続雇用時の賃金のあり方での労使のズレがはっきりしてきた。「組合は現行賃金の,70%を目安としているが,経営は「固定給+個々の仕事給(評価基準を定め額をきめる)」との内容で違っている。春闘団交では,この新たな評価の給与方式を「20代30代の社員に適用することは無い」との経営説明だが,労組としては危惧もしつつ交渉している。
(3) 労連大会で日中韓青少年キャンプへの賛同カンパを訴えて5回目となる。これは,2003年の教科書問題で生じた日中韓の歴史認識の問題のズレを,次の世代でどうするのか。青少年キャンプを通じて,何かを築ければと京都地協では担当者を配置し取り組んでいる。去年の沖縄キャンプでは,小泉首相の靖国参拝,沖縄での基地の現実。そして戦争末期,日本の地上戦を戦った沖縄の戦争の傷跡を体験し,討論した。現地で体験し,夜は討論し,部屋では,音楽・ファッションなどで交流し,同世代としての話もはずむ。「それが,東アジア三ケ国の若者が交流キャンプ」。
(4) 今年の第6回済州島は,リゾート地と知られているが,もう一つの面がある。それは,戦時中日本軍の基地があり,戦後は,韓国の独立の歴史の中で,不幸な「四・三事件」の場所でもあった。
最後に5泊6日の宿泊は,大学の合宿所を利用しているが,費用の面で不足中。この21世紀の世代を応援する意味でも,支援カンパをお願いしたい。
(1) 議案書の「組合活動の基本を確認しよう」の記述は,企業別組合の企業内闘争にかたよっている。職場を基礎にしない,職場の力関係から独立した,社会的な公益的な取り組みも考えるべき。労働法制の改悪など資本と経営が敵視政策を強めている中で,企業内の運動だけに終始していると,組合は特殊利益を追求する共益団体にされてしまう。全印総連と森林ボランティアのグループ結成を呼びかけるといった公益的運動を提起し,応じてきた人に運動を任せたらどうか。
(2) 政府は『徳育』『心のノート』をつくっているが,我々は,若い人向けに連帯や共生をテーマにした『助け合いの心』といったブックレットを作成したらどうか。
(3) 春闘などの結果は,労連のホームページに載せて,広く社会的にオープンにしたい。企業別組合が闘った成果が,企業内に閉じこめられてしまうとすれば,その運動の社会性はきわめて乏しくなってしまう。
(4) 「労働組合力チェックポイント」のアンケートは,組織を整備したら要求が取れるという考え方だが,それは幻想。組織拡大には新しい運動の拡大が必要で,運動の中から人材も育つ。
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