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 友を悼む。

 先日、若い友人が亡くなった。3年近い闘病生活だった。癌が発見された当初、その年を越えることは難しいと診断され、まもなく胃から肝臓への転移も発見され、治療のために休職。ところがその職場がなくなってしまった。休職すると生活が成り立たなくなると危機感をもった仲間が、カンパを募った。無理をしない程度にを基本に。定期的に送金する人、飲み会の席でカンパ袋を回す、釣り銭を了解の元に積み立てるなど、あらゆる機会に呼びかけた。バーベキューパーティに彼を招いて励ましながら、たたかう姿に勇気をもらう。参加者は会の度に増えた。

▼まもなく肝臓転移の癌が消え、職業訓練に通い再就職の目処がついた。4月にはまた河原でバーベキューを予定した。

▼2月、父君から、癌の全身転移があり会いたい人は会ってやって欲しいと聞かされた。彼に励まされ希望をともに見出したと語り合っていた仲間たちは驚いた。病室には12月に会った彼とは別の肉体がベッドに臥していた。2月24日訃報が知らされた。

▼沖本博38歳、元出版ユニオン関西書記長。週刊釣りサンデー職場の劣悪な労働実態をなんとか改善しようと奔走した。誕生したばかりの出版ユニオン関西の足元を固めようと踏ん張った。組合は組織合同し出版関連情報ユニオンとして初の春闘を迎える。オキ、忘れへんで、ゆっくり休みやぁ。


【出版労連 No.1357号より。2005年3月7日】
(京都地協事務局長 三木清樹)

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