トップ>Every-One @ Working Network>2004年夏 京都・コリア/青少年歴史交流の旅
8月に韓国で開催された,日韓中の「青少年歴史体験」キャンプに参加して
京都書房労組・地協委員 (出版労連京都地協)
桝山 修

「つくる会」教科書NO!の運動で広がった日韓交流から始まったキャンプ3回目はソウル近郊で開催された。京都は昨年の日韓高校生の交流を継続し発展させる意味で4月に「京都・コリア/青少年歴史交流の会」を結成した。私は,そのスタッフとして参加した。
日本からは、京都の中高校生6名に加え, 東京・広島・愛媛の21名と初参加の中国19名,韓国40名の総勢80名の東アジアでの交流となった。言ってみればギュッと詰まった5泊6日は熱気とパワーの連日だった。
到着夜の歓迎交流大会の熱気と楽しさに始まり,2日目に韓国の伝統的仮面作りに挑戦し、夜の各国の「8
・15」体験発表では日韓中の現在の歴史認識の違いが少し現れた。
【8 ・15討論 ハイライト】 「日本にとっては原爆による敗戦の日」, 「(解放の日)光復の日がやがて外国勢力で南北分断へと続く日」(韓国), 「抗日戦争勝利の日。戦争は中国国民に決して消える事のない痛みを与えた、しかし戦争に勝者はいない。原爆投下は日本人に悲しみを与えた」などなど。討論を通じ「互いの違いを知り歴史を学ぶ必要を感じた」と参加者の感想にあった。
3日目は日本「従軍慰安婦」のハルモニが暮らすナヌムの家を訪問し『慰安婦がいなかった等と日本政府に言わさないでくれ。正しい歴史認識を持ってほしい』とのハルモニの訴えは胸に響いた。
最後に今回カンパをされた労連大会代議員,各労組,全印総連京都などに感謝し,詳しくは報告集でお伝えしたい。
(以上、出版労連新聞の原稿)
(以下の文は出版労連新聞には文字数から掲載されません。)
【都羅山のフィ・ルドワ・ク】 高校生の感想「陸路の国境を始めてみた、近くに北朝鮮の都市(開城)が見えるのも不思議な感じ」「北朝鮮が直ぐに迫ってきた,日本のテレビ報道でのイメージと違う」 そして,38度線に向けての場所では兵士との撮影禁止なので,都羅山駅の兵士との記念写真となった。
【部屋割りについて】 同じ部屋で宿泊の日韓中の三ケ国の若者は、どうやって交流したの?「夜は日本のアニメやアーチストの話題で共通になった」「英語も交えて直ぐに盛り上がった」
なお、10月に「2004年夏 京都・コリア/青少年歴史交流の旅」の正式報告集が出来ます。
(私のメモ)
私個人としては,東京都の「つくる会」教科書採択の動きや,自民党の憲法改正などを、日本の右傾化とみるアジアの目が、予想以上に厳しいものであったことを実感した「旅」であった。その事を忘れずに,この取り組みが,21世紀の未来志向の東アジアの平和連帯の確かな一歩だと思えた5泊6日であった。今回,初めて顔を合わせた中高校生やキャンプを支えたスタッフの市民同士の経験交流を大切にして,今後に生かしたい。
来年は北京での開催も決まった。早めに取り組み連帯の輪を広げていきたい。
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