トップ>Every-One @ Working Network>明治書院争議〔京都〕勝利解決報告集会
7月25日、京都での「明治書院争議勝利解決報告集会」が、がんこ高瀬川二条苑で行われた。表は木屋町と高瀬川、裏は鴨川に面したところで、当該の上西委員長にとっては、若かりし頃デートを重ねた思い出の場所。集会には全印総連、京都新聞労組、KBS京都放送労組、京教組、府高教などの他単産からも大勢の参加があった。お祝いの言葉が続いた後に上西委員長のあいさつがあった。「もし仮処分に勝っていたら、運動は広がらず、解決に十年かかっていたかもしれないし、解雇の四条件を無視する東京地裁の対応を変更させることもできなかったかもしれない。3年9カ月は決して無駄ではなかった」という涙ながらの発言が印象的だった。
私と明治書院争議との付き合いは、労連大会の代議員として参加した、争議発生当日の社前集会からである。その場での当該の報告を聞いた時は「組合員だけ解雇? こんな無茶な争議、すぐ終わるやろ」と思っていた。しかし、一年、二年たち、教科書の売り上げが激減しても終結させようとしない経営の姿勢を見ていると、「長引くかも」という印象を受けた。
東京から離れているので集会やデモや傍聴には参加できなかったが、嫁さんが購入していた物販のお米を毎日食べて「支援」させてもらった。
争議が解決したのはまことに喜ばしいことだが、私たちの経験からしても、争議というのは解決してからが大変である。経営とのもめごとを避けすぎたり、仕事ばかりにかまけていると組合が弱体化したり、活動が不活発になったりすることもよくある。
経営と適度な緊張関係を保ちながら、組合活動の原点に立ち返って、組織拡大に精力的に取り阻み、「争議経験組合」としてさらなる飛躍を遂げられるよう期待する。それにしても、長引きそうだった争議が「たった四年」で終わって本当によかった。明治書院労組のみなさん、おめでとう!

京都で開かれた明治書院争議報告集会
(京都地協 水野)
【出版労連 No.1325号より。2003年8月25日】
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