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出版労連 京都地協
本と労働 京都あやふやニュース」 2003年度/4号 (2003年 8月19日)

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  (1) [勝 利] 明治書院争議解決 報告集会(文英堂労組 城本律夫)
  (2) [交 流] 日韓の中高生120名が大交流(文英堂労組 新谷 隆)
  (3) 復活!リレーエッセー(元ユニオン関西 金芳堂G 大磯洋彦)
  (4) [情 報] 検証「住基ネット・個人情報保護法」学習会(京都書房労組 内田 豊)
  (5) 編集後記(micchi) 
 
 ****2004年度 京都地協定期総会****
 日時:8月29日(金) 18:30〜20:30
 場所:コープイン京都
   京都地協の定期総会の参加対象は、地協の構成員全員です。
  奮ってご参加ください。あなたの発言で地協を変えてください。
  総会後、交流会もやります!


(1)[勝 利] 明治書院争議解決 報告集会

 7月25日(金)、明治書院闘争勝利報告集会が、東京を皮切りに福岡、広島、そして昨日の大阪に続き、私たちの京都で行われました。京都地協では、最後の集会となるため、京都情緒が溢れる高瀬川に面した「がんこ高瀬川二条苑」を会場として選びました。この選択は大成功!上西委員長、関書記次長は到着されるや玄関先で、あの森鴎外の高瀬舟を見学し、感激の様子。さすがに国語の出版社ですね。

 集会は日本庭園に囲まれたお座敷で牛田京都地協議長の歓迎の挨拶、平川支援対策会議事務局長の闘争報告に続き、上廣全印総連京都地連委員長の乾杯でスタート。途中、大阪営業所の豊泉氏の飛び入り参加もあり、和やかなムードの中で多くの祝辞を受けました。

 そして出ました! クライマックスは今日も泣きました。当該3名からの涙、涙のメッセージ。突然の不当解雇から、思いがけない仮処分敗訴、支援対策会議と「支える会」の結成等々、多くの仲間・家族に支えられているとはいえ、長く苦しかった3年9ヶ月を思えば当然でしょう。遠慮なく思いっきり泣いて頂きました。私たちも知らない間に感動し、もらい泣きさせられていました。久しぶりにいい涙で、スッキリと気持ちのいい集会でした。

 参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。これからもみんなで暖かく見守っていくことを確認し、お開きとなりました。参加者総数は26名。

(文英堂労組 城本律夫)

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(2)[交 流] 日韓の中高生120名が大交流

 韓国と日本の歴史を見つめなおそうと、韓国の中高生約60名が7月26日(土)に来日しました。迎えるは京都と在日韓国人の中高生が約60名と先生方。

 一行は午前中に@丹波マンガン記念館を見学し、午後からは立命館大学のA国際平和ミュージアムで討論会と交流会で大いに交流と友好を深めました。討論会では150席あった椅子がぎっしり埋まり、立ち見と座り見も。筆者は壁際にジベタリアンになり聞いておりました。

 討論会は韓国側からまず2グループが発表。これがハングルでチンプンカンプンでしたが、発表内容が資料にありほっとしました。続いて日本側3グループが通訳も交じりながら発表。テーマは、過去の植民地支配の歴史や、拉致事件を理由に現在の日本と朝鮮半島の関係が必ずしも良くないという重いものから、第2外国語に日本語を選び、日本の中学校と手紙で交流していること等バラエティに富んだものでした。惜しむらくはグループ討議の時間がおしてしまい自己紹介で終わってしまったこと、筆者は実を言うと、このグループ討議でお互いがどんな質問をしてそれをどう答えるのかを楽しみにしていたのに…。

 しかし、軽食を食べながらの交流会ではそれぞれが会話を楽しみ、オジサンたちはその光景をただただ微笑ましく見ておりました。

 翌日、一行はB耳塚と同志社大学のC尹東柱の序詩の碑を見学し、次の行程先である広島へと向かいました。

【参考】

@ 丹波マンガン記念館(京北町) 戦時中、兵器に使う鉄の強度を高めるためマンガンが使われました。京北町一帯のマンガン鉱山に朝鮮半島から多くの人が鉱夫として強制連行されました。

A 国際平和ミュージアム(立命館大学の正門横) ホール地下1階には戦時中のパネル展が常設してあり、元文英堂労組の木崎氏がガイドのボランティアをされています。

B 耳塚(東山区豊国神社そば) 豊臣秀吉が朝鮮出兵した時、加藤清正ら武将に朝鮮兵の耳や鼻を持ちかえらせ、それを供養した塚。筆者の実家のそばで、この辺りは庭でした。

C 尹東柱の序詩の碑(同志社大学内) 昭和18年、同志社大学の韓国留学生、尹東柱がハングルで詩を書いていたことを朝鮮の独立運動につながるとして治安維持法で逮捕され、獄中死したことを記念した碑。牛田議長は10年間もこの学校へ行っていながら、この碑の存在を知りませんでした。

 さてみなさん、この4ヵ所ご存知でしたか?

(文英堂労組 新谷 隆)

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(3) 復活!リレーエッセー

 いまの若い人にとって組合とは何の意義があるのでしょう…?

 金芳堂に組合ができる理由となった2000年の指名解雇騒動から丸3年が経過しました。私がこの3年間で繰り返してきた試行錯誤…それは「組合とは何なのだろう」という自分自身への問い掛けでもありました。私にとって組合とは仕事と離れた別のところにあるのではなく、仕事そのものだと考えてきました。やるべき仕事ができていないなかで要求しても非組や経営への説得力に欠けるばかりか組合自体の団結力も弱まります。営業、出版、編集という職種に関係なく、日常的に職場の同僚とどれだけ仕事のこと、会社のこと、生活のことについて話ができるか、議論ができるか,その過程で相互の理解を深めていけるか…、要求討議はそうした議論や相互理解の延長線上に自然発生的に行なわれるものなのだろうと…、そして自分や自社の中の狭い視野のみで判断するのではなく、徐々にでも視野を広げていけること、つまり判断基準を社外に求めていくことが出来る、それが出版労連という産別に結集しているメリットだと思います。

 売上減がとまらないということは、従来の手法や考え方を見直さなければならない時期にきているということではないでしょうか。このことを単に「どこの会社も売上が落ちている」「本が売れなくなった」で片付けてしまっては生き残ることはできない、いま欠けているところ、改めるべきところを洗い出し(現状分析と問題把握)、その理由を考え(原因分析)、新たにやらなければならないことを進めていく(問題解決)というプロセスを組合レベルでたどれないものでしょうか。「売上が落ちているから、この金額で仕方ない」というレベルでの安易な妥結を繰り返していては組合の存在は無意味に等しいものになりかねないと思います。

 私は皆さんに問い掛けます。仮に新人を組合に勧誘するとき、いま組合でどのような取組みをしているか、を言えますか…?

 金芳堂の前崎さんにリレーします。

(元ユニオン関西 金芳堂G 大磯洋彦)

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(4)[情 報] 検証「住基ネット・個人情報保護法」学習会

 「検証『個人情報保護法』・『住基ネットシステム』これでいいのか?日本の民主主義―管理・監視社会のゆくえを問う」と題して、7月12日(土)、京都テルサ東館で学習会が開かれた。

 基調報告として「検証・個人情報保護法」を堺法律事務所の大江洋一氏が、また、「検証・住基ネット」を自治体情報政策研究所の黒田充氏が、それぞれの立場で検証報告を行った。

 呼びかけ団体を代表して、「宇治市セキュリティー対策について」(宇治市職労)、「知る人と知らない人とのギャップについて」(住基ネットに反対する会久御山町)、「メディア規制法としてメディアの立場で考えていたが…」(京都MIC京都放送労組)、「住基ネットによる国民監視体制になってくる」(国民救援会京都府本部)などの、さまざまな角度からの報告も行われた。

 8月25日に住基ネットが本格稼動します。なんとなくテレビのニュースや新聞で目にしたり読んだり、「便利になるのかな」と思っていると、とんでもない事になってしまいそうです。自分の目と耳で、もう一度しっかり情報をとらえる必要があると感じた集会でした。

(京都書房労組 内田 豊)

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(5) 編集後記

 1年間お付き合いいただき、ありがとうございました。皆さんのご協力のおかげで、なんとか昨年より1号分多く発行することができました。ワードの腕も少しは上達したように思います。これで降板できるのか、それとも続投か? 私の希望は、小泉さんとは逆です。(micchi)

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