京都において出版労連と全印総連が結集する「全京都印刷・出版関連労働者ネットワーク」では,10月19日,倒産という極限の状況を通じて,労働組合とは何かを考え確認する学習会『倒産でみえる労働組合』を開いた。出版情報関連ユニオン京都支部ではこれまで,弁護士を交えて,倒産とか不採算部門切り捨てのリストラなどについて学習会を行ってきたが,そうした問題を,より広い仲間によびかけて学習するものとなった。
ゲストのほか,京都第一法律事務所の渡辺輝人弁護士に,適宜コメントをいただいた。話の内容は,参加者の職場において賃金の遅配とか,多くの人が退職していくという状況がないかどうかという確認から始まり,労働組合が日常的に危機管理の構えをもつことが重要だという点に結論があった。倒産という最後の状況で労働組合が力を発揮するためには,普段からのきちんとした事務整理が第一だという指摘には,思わず自分の組合の現状をふりかえった人もいたのではないか。最後まで産別に結集して闘った姿から,私たちに伝えてもらったメッセージの重さを感じさせられた学習会であった。
参加者は出版(京都,大阪)18名と印刷14名。
(ユニオン京都 吉田明生)
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