トップ >Bun-Eido @ Working Network>2004年春闘の終結報告
■3月4日に要求を提出し,17日に回答を得てから,会社と3回の団体交渉を行いました。
■団体交渉では,会社は不誠実な対応に終始しました。
■結局,4月16日に組合の側から終結を通告し,一次回答のまま終結しました。
■組合が労働基準法違反と指摘した点は,会社はすべて否定してきました。
お話しにならないとは,このことです。
「会長が法律」と言わんばかりに聞こえました。
組合としては納得できませんので,今後,労働基準監督署に申告する予定です。
■著作権法違反と指摘した点は,違反を認めた上,今後,少しずつ改善するという,回答でした。
不適切な現状がこれ以上,継続しないように,見守っていかなければなりません。
■4月16日の団体交渉では,下記資料により,休暇届について会社を追及しました。
組合の要求は,
『(1)現在の届出用紙の,「願」「下記の理由により休暇をお願いいたします」の文字
及び理由欄,備考欄を削除すること。
(2)半日制(午前,午後)を行うこと。』
というものです。
■教科書,教材などの24社の調査の集計(会社名は略して表記しています)
年次有給休暇の取得の届または申請の理由(事由)欄,備考欄など。
| 理由欄がない | タイムカードに記入のみ…… 理由欄がない………………… |
A,B C,D,E,F |
| 理由欄がある | 理由欄だけがある…………… (理由欄があっても記入 しなくてもよい場合を含む) |
G,H,I,J,K L,M,N,O,P,Q,R S,T |
| 理由欄と備考欄の両方がある | 文英,U,V, W(ただし,残日数の記入をする形式) |
|
| 社長宛に休暇を「お願い」するという 形式になっている…………………………… |
D(ただし,理由欄はない) L(ただし,理由は書かなくてよい) 文英←やはり,いちばん,へん。 |
|
午前,午後の半日休暇
| あり | 教科書 教 材 その他 |
A,B,C,D,H,G,J,K,W L,M,N,O,P,Q,R,V,E,F S |
| なし………… | 文英,I,T,U | |
■最近の会社の労務政策について
・組合が食堂を会議などに使用するときは,その都度,社長室に届を出していますが,それについて,使用時間が長すぎるとか,短くしてくれとか,言われることがあるようになりました。以前には全くないことでした。
・松本社長室長が,立場上知りうる労働者の生年月日などの個人情報を,私的に利用している点について,止めるように,2月23日,申し入れました。社長室長は,「もう止めました。効果がないから」と答えました。組合は,「何の効果か」と追及しました。
・3月17日,組合は,会社側団交団の書記として,組合に加入する資格のある非組合員を使うことを止めるように,会社に申し入れました。他社の資料も提出しましたが,文英堂のような経営側団交団の構成は,明らかにひじょうに特殊であり,異常です。
・3月17日,組合は,労働者の転勤を無理矢理にすすめないように,申し入れました。京都から東京への転勤が増加していますが,家庭の事情などで転勤の難しい人もいることに配慮するように求めました。
・会社側団交団は,団体交渉の中で,これまで公表していた査定の全社的な分布,その他のデータなどを公表しなくなっています。
・限られた情報からの組合の判断ですが,文英堂の最近の査定(賃上げ,一時金で共通)は,これまでのマイナスバージョンから,プラスバージョンに変化してきています。
マイナスバージョン…2002年の年末一時金まで。
・営業部の出張者にしばしば,マイナス査定を付ける。→打撃をあたえる。
・特定の人に継続的にマイナス査定を付ける。→攻撃する。
・プラス査定をとる人は,かなり限定される。
・標準査定で,「普通」という感じ。
プラスバージョン…2003年の賃上げから。
・全体の賃上げを押さえ一時金はどんどん下げていく。→上がる見通しのない下降線。
・マイナス査定を受けることは,まれになっている。→しかし,全体がマイナス。
・ときには10人以上とか,これまでよりは多くの人がプラス査定になっている。
・これまでは「普通」であった標準査定が,実質的に「マイナス」となっている。
プラスバージョンとは…経営責任棚上げで,賃金は際限なく低下。
・プラス査定の人がふえて,マイナス査定が少ないのなら,会社の評価として,労働者全体はよく仕事をしていることになるはず。
・それにもかかわらず,売り上げが伸びないというのは,労働者の責任ではなくて,経営者の側の責任である。売り上げが伸びないからといって,賃上げは1999年以来ベアなしが継続し,一時金は下がり続けるというのは,とうてい納得ができない。
2004年4月26日(月)
出版労連・教材共闘会議・文英堂労働組合
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