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        文英堂労組,2004年春闘,単組要求書


[1][健康と文化的な生活のための,労働時間や休暇に関する要求]

一.三六協定を越えるような恒常的な長時間残業をなくすこと。
  法令上の上限になっている現行三六協定の協定時間を,今年度は必ず遵守すること。

一.家に仕事を持ち帰るサービス残業を根絶すること。
  そのために会社として,サービス残業を認めない旨を宣言すること。

一.繁忙期に常態となっている土曜や祝日の出勤は原則として行わないこととする。

一.以上の各項目の実現のために
  (1)現状の人員のままなら,企画を厳選するなどして,業務量を減らすこと。
  (2)業務量を維持するならば,人員を増やすこと。
  (3)産休や育休の従業員の代替要員を確保すること。
  (4)会社の休日に出勤した場合には,
   @休日出勤手当を支給するか,
   A1日の通常の就業時間に相当する時間には,代休及び代休手当を支給するか,
    のどちらかにすること。
   どちらにするかは,本人の希望にまかせること。

一.週残業の制度を廃止し,週三五時間五〇分を超える時間外労働には,すべて時間外手当をつけること。

一.有給休暇の取得促進を図ること。
  そのために,
  (1)現在の届出用紙の,「願」「下記の理由により休暇をお願いいたします」の文字及び理由欄,備考欄を削除すること。
  (2)半日制(午前,午後)を行うこと。

一.現在,一七時一〇分に延長されている終業時間を,一七時に戻すこと。

[2][法律で定められたルールを遵守するための要求]

一.健康増進法の新ガイドラインに基づき,たばこの煙が拡散する前に吸引して屋外に排出する方式の受動喫煙防止対策をとること。

一.社内で使用しているパソコンのソフトウェアの著作権を守り,適法なライセンスの購入と,原本の管理体制をとること。

一.現在,非公開になっている以下の労働条件は,公表し,職場に周知すること。
  (1)自己啓発手当の内容。
  (2)一時金受給資格のない人への一時金「寸志」の支給基準。
  (3)新入社員の家賃補助の内容。

[3][労働条件を向上させるための要求……統一要求との関連で]

一.近距離出張手当を,二〇〇〇円とすること。
  東京都内の出張の場合,「三日連続制」を廃止すること。
  東京都内,京都市内の出張に,近距離出張手当を付けること。

一.契約社員の雇用条件,雇用契約の内容,労働条件を明らかにすること。


  株式会社文英堂
    取締役社長 益井 英博 殿
                                 出版労連 教材共闘会議
                                    文英堂労働組合
                                    執行委員長 新谷 隆

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