トップ >Bun-Eido @ Working Network>3月6日付回答促進の申入書
申 入 書
私たち出版労連教材共闘会議は、去る二月二十八日、二〇〇三年春季教材共闘統一要求書を提出いたしました。その中で、統一回答指定日を三月十二日に指定しています。これは、教材共闘が、出版労連の産業別統一闘争の一翼を担うという原則のもと、要求提出日ならびに回答指定日を、出版労連全体の春闘日程に合わせているためです。
本日の申し入れの趣旨は、回答指定日を次週に控え、私たちの要求を貴経営に再度伝え、回答指定日に私たちの納得のいく回答を提示していただきたいからに他なりません。
三月十二日の第一次回答を、私たちが最重要視することは、あらためていうまでもありません。
私たちが提出した要求は、賃上げ・夏期一時金など二一項目に及びますが、それらの要求はいずれをとっても、私たちの置かれている厳しい生活実態に根ざした、切実かつ緊急性の強いものばかりです。その理由については、要求提出時に説明したとおりです。
ここ数年の春闘・秋年闘を振り返ると、賃上げ・一時金が抑え込まれており、私たちの生活はますます厳しいものとなっています。
とりわけ、文英堂では、教材共闘会議の中で最低クラスの賃金、一時金を、何とかアップさせていくことが何よりの重点要求です。賃上げの率では、一九九〇年の四・四%から昨年の一・五%へと低下の一途をたどっています。ベースアップがないために、賃上げ金額は、二〇〇一年以来、平均で五〇〇〇円ほどという低額で推移しています。
こうした低賃金化の結果、労働者の生活水準は確実に低下しています。賃上げ金額が低下してきた結果、若い人の賃金は、先輩の賃金に追いつかなくなっています。中高年層では、年齢給カットにより、賃金が強く抑制されています。誰でも七〇〇〇円の賃上げという出版労連の最低指標がクリアできない状況が続いていることを、貴経営として重大に認識していただきたいものです。
一時金では、一九九四年に三・〇か月を下回って二・八か月になってから下がり続けてきました。二〇〇〇年以来、二・四か月で推移していますが、三・〇か月は、かつて会社側団交団長も「守りたい最低限度」と発言していた数字であり、出版労連でも最低指標としているレベルです。
さらに、賃上げや一時金のマイナス査定によって、労働者は、生活上、精神上大きな打撃を被っています。こうした打撃的な査定を繰り返すことは、会社の期待するような「成果」を上げるどころか、会社の業績に悪影響を及ぼさずにはおかないような段階になっています。
職場では、新指導要領の実施にともなう改訂作業が続いています。人員と業務量のバランスが失われている結果、長時間労働、過密労働の状況がますます深刻になっています。こうした事態が改善されないために、各職場で労働者の不満の声が大きくなっています。このことは、貴経営も認識を同じにすることと思いますし、改善の方向を、要求に対する回答として示されるように、強く期待しております。私たちは、長時間の残業や休日出勤を是正していく要求を、とりわけ重視しています。
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