トップ>Bun-Eido @ Working Network>2002年4/22春闘終結報告ビラ
一昨年からの「改訂」賃金体系の下で
賃上げ,一時金やその査定は
ますます主観的,懲罰的!
★「改訂」賃金体系のもとで,賃上げは,2年連続でベアゼロ,定昇のみになってしまいました! これでは,ますます若年層の低賃金化がすすんでしまいます。中高年では,賃金がほとんど上がらない状態になっています。
★昨年に続き,賃上げも一時金も,両方ともC査定の人が出ました。精神的にも,経済的にも,受ける打撃は大きくなるばかりです。
★昨年に続き,一時金で,D査定(最低ランク)の人が出ました。年齢給の割合が減り,職能給の割合が高まったため,カットされる金額はますます拡大しています。多額のマイナス査定は,ほとんど,懲罰というべきものです。
★今年もやはり,営業部員の査定が低くなっています。一時金では,編集部は10人がA=プラス査定(C=マイナス査定はゼロ)であったのに対して,営業部はCとDのマイナス査定が5人(A査定はゼロ)となっています。
★営業は数字で評価されるからと言いながら,「改訂」賃金体系では『仕事の質』など,不鮮明な項目の占める割合が高まったので,数字だけでない要素がふえ,査定する側の主観的,恣意的な要素が拡大しています。
★毎回,賃上げ一時金で連続して,マイナスの評価を受ける人が出てきています。こうした事態は,当人に対する打撃はむろんのこと,会社全体の業務や職場環境にとっても著しいマイナスになっています。
★査定をする管理職とされる課員の間の人間関係が,キレてしまっている例がでてきていて,深刻な例も見られます。上ばかり見て,そこに過剰に適応しようとする管理職の言動が,職場の雰囲気を悪化させ,部下に過大なストレスを与えている例も見られます。
2002年春闘は4月19日の第四回団交で,
終結しました。
会社は,最後までかたくなに
再回答を拒否しました
■会社の姿勢は,不誠実団交です。再回答がなければないで,もっと説得する姿勢があってしかるべきです。
■労働基準法違反の件は,会社がどうしても再回答すべき点ですが,会社がまったく応じようとしないので,春闘終結の条件を整えるために労働基準監督署の手をわずらわすことになりました。
しかし,この問題は,過去の違反よりも,今後,違反が起こらないように,どういう制度なり,方策をとっていくかが,いちばんたいせつな点です。
■現在,会社の制度では,土曜に仕事をしても,いろいろです。これで合理性
のある制度といえるでしょうか。
(1)9時〜17時まで(休憩1時間)の場合
7時間分の休日出勤手当……(時間単価×7×150%)
(2)9時〜17時10分まで(休憩1時間)の場合で,
管理職から振替休日にするように指示されると,賃金換算で,
……(時間単価×7時間10分×100%)
(3)さらに,9時〜17時10分まで(休憩1時間)の場合で,
管理職が休日出勤手当を認めれば,
……(時間単価×7時間10分×150%)
ということも,規定上はあり得ると考えられます。
■振替休日の先送りも,問題です。
土曜出勤が振替休日で処理されている場合,多忙のために振替休日が取得できずに,次々と先に振り替えて先送りされている例があります。その月を越え,さらに次の月を越えているような例も,珍しくありません。もし,最終的に取得できなければ,事実上のサービス残業です。振替休日の制度を続けるなら,その月内での取得を保障すべきです。
2001年4月22日 出版労連・教材共闘会議・文英堂労働組合