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2002年春闘のまとめ

 文英堂労組の2002年春闘を一口に言えば,益井欽一会長の労務政策,人事政策が行き詰まって,職場に不安と不信感を拡大させたということです。会長一人の頑迷な姿勢のために,団交が機能しなくなっていて,不誠実団交が常態化しているのは,明らかな労働基準法違反の事実を団交の中で解決できなかった点で,明白でした。会社は,結局,労働基準監督署に指摘されてからでないと,改善策を打ち出すことができませんでした。
 私たち労働組合は,これまで,労働組合法違反による謝罪文掲示(ポストノーティス)を勝ち取ってきましたが,今春闘では,労働基準法違反を明白にさせました。このことは,職場に対して果たすべき労働組合の責任をまっとうしたものであり,私たちのあげた大きな成果です。
 しかし,さらに欲を言えば,本来ならば,労働組合法違反でも労働基準法違反でも,労使間の交渉,団交の中で自主的に解決できるのがいちばんです。今後,さらにこうした方向に向けて,頑張っていきます。
 単組内では,査定問題が,なお大きな課題となっています。しかし,組合として継続して矛盾点を追及をしてきた結果,昨秋年闘以来,会社として査定基準の見直しを表明せざるを得なくなっています。今春闘では,会社がそれを9月末をめどにしていることが明らかにされました。
 地協との関連では,全印総連との共同の争議支援行動と,旧印刷出版労組除名問題の解決が重要な成果ととらえています。また,今春闘では,増進堂労組,京都書房労組,中央図書労組,文英堂労組の書記長間で,初めて電子メールでの連絡がとれるようになりました。今後,いっそう情報の流れの範囲と頻度が広まることを期待したいと思います。


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